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弊社試作品:9割そば➀
ここ数ヶ月、試作品の打ち合わせを行っており、ブログをさぼっておりました。(ごめんない。)
(毎回申しておりますが、何分人数が少ない中での運営しておりますので、多々ご迷惑お掛け致します。)毎回、試作品・新製品を造るにあたり・・・お客様に喜んで頂く事を一番に、製品造り努めておりますが・・・
なんと言っても、自分が「こんな感じのお蕎麦があったらいいな~」
「こういう感じのお蕎麦を食べたい!」
という自己満足の考えから製品造りがはじまっております。また、近年の新製品発売には、長年ご愛食頂いているお客様・御贔屓様からのアドバイスも頂き・・・。
「桧枝岐そば極太よりすごい太いそばを食べてみたい」というアドバイスから出来たのが
・・・「桧枝岐そば超極太」
逆に「茹で時間が短縮できて、時短でお蕎麦が食べたい」
「朝の忙しい時間でもさっとおいしいお蕎麦を食べて仕事に行きたい」というアドバイスから・・・
「桧枝岐そば超極細」が出来上がりました!お客様からのお声で出来上がった製品を食べて頂き、また評価して頂いていろいろな製品造りにチャレンジしたいと
思っております。今回は、一般のお客様(たまにしか当社製品をご愛食頂いていないお客様、当社製品を当社以外で
購入して顧客ではないお客様などなど・・・)からの一声。「そば粉の割合が多いと体にもいいでしょ?すごいおいしいでしょ?そば粉の割合が多いそばを製造して」
また「そば粉の割合が多いのがおいしいそばだ」と断言されたり、アドバイスというよりも半ば強制のように
言われまして・・・。只今、試作しておる段階です。
何度も打ち合わせと試作で・・・今最新のが「9割そば」が出来上がりました。
下の製造画像は「9割そば」の製造以前の試作の「二八そば」です。
こちらが試食した「9割そば」です。(試食といいながら、夕飯の一部ですが(笑))
まだ試作の段階ですが・・・私個人の一意見として・・・。
「そば粉が多いからおいしいとは限らないような・・・」というのが正直な意見です。
(ちなみに私は、桧枝岐そば極太が一番おいしいと思っております。半生はやっぱり年越しです。)
反抗的な意見で申し訳ございませんが、毎度毎度そばのうんちくを語る方は皆さんそば粉の割合が多いと
おいしいと必ずおっしゃりますので・・・。そば粉の挽き方や小麦粉の配合をうまく混ぜあわさり、その日の天候や気温、またこね具合や乾燥によって
その製品の味の特徴が最大限になってこそ、そして毎回申し上げている「食べなれている」という事も含めて
『これがうまい!!』になると感じました。またそばも奥の深い食品の一つですから、乾麺は乾麺の良さ、手打ちは手打ちの良さ、半生は半生の良さ、
茹で麺は茹で麺の良さ、冷凍麺は冷凍麺の良さ、即席麺は即席麺の良さそれぞれの特徴を理解した上で
召し上がって頂きたいと思います。領域を超えた過剰な要求は?探求とは違うと思いますが・・・。製品化にするか?どうするか?今後の試作によって変わりますが、自分たちの製造した商品に自信を持って
これなら『うまい!!』と納得できる物が仕上がるまではもう少々かかりますので・・・。新製品としてご紹介できるようになればと思います。